自分に経験がないなら他人の経験を使いましょう。
お疲れ様です。
4月が終わります。みんな本当にお疲れ様でした。やれましたね!5月も一緒に頑張りましょう!
今日のテーマ
「自分に経験がないなら他人の経験を使いましょう」
店長が若い頃。売買営業をやっておりました。そこで困ったのが、
「家庭を持つ人とどう話をすればいいか?」
でした。
結婚したことないし、子供いないし。
その時の上司から教わったのが、
「他人の経験を使いなさい」
という事でした。
例えば子供がいる家庭のお客様が二階以上を希望してるが、紹介したい物件は一階の場合。音の問題を考えると、一階がやっぱり気楽です。
周知の通り「一階がいいですよトーク」は勿論みんなが繰り広げるはずです。
だけど、お客様に対する説得力のあるトークってやはり具体例を含む生々しい話です。未婚だとその経験がないから難しいです。
未婚で、営業経験が乏しい場合それをあたかも自分の経験のように、
「二階は音が漏れるので一階が気楽ですよ」とだけ言ってもなんか浅く聞こえてしまうし、営業トークにしか聞こえないんですよね。
「お前結婚してねーだろ、ほんと知ってて言ってんの?」
っていう心の声がお客様から聞こえる気がします。
その時に、他の人の経験談を使うのです。
「ウチの店長も〇〇様と同じ状況で一階に引っ越したと言ってました。4年経つみたいですが、一階にして良かったと言ってますね」
というか具合でいうとある程度インパクトも与えられます。しかし、
「二階は音が漏れるので一階が気楽ですよ」
とあたかも自分の意見、経験っぽく言ってしまうとお客様から評価を頂けません。それが、自分の経験もなく年も重ねていないとなおさら薄っぺらく感じられてしまいます。
店長は若い頃、全くコミュ力ゼロの時にこの教えを意識していました。
時に上司の家庭の話を、時に他のお客さんの家庭の話を使いお客様との話をするようにしました。そうする事でお客様と波長を合わせコミュニケーションを図ることが少しずつ出来るようになりました。
勿論1番は自分の経験談があればそれが最良です。今回はそれがない時の作戦です。
色んな場面で思いつくと思います。
明日からの営業活動のヒントになればと思います。