端的な報告を行う考え方。
お疲れ様です。
先に言うと今回は少し頭でっかちな話です。
店長の妄言です。
上司に報告する際よく、
「結論から言いなさい」
「端的に報告しなさい」
と言われます。店長も報告苦手でしたし、今も苦手です苦笑。
ただ。経験がある人間からすると端的に言いづらい理由って、
悪い報告なんですよね。
分かっちゃいるんですけどね。
「決まりませんでした。」
という事がどうしても言えない。どうしても言い訳から入ってしまう。営業担当の頃よくありました。
決まらない「理由」から話してしまうんですよね。「〇〇で〜〜だから決まらない」という具合に。
よ〜くその気持ちは分かります。今もそういう時店長もありますから。
でも、人の上に立つ立場になって分かることは「〇〇で〜〜だから」はやっぱり不要なんですよね。店長もなんだかんだで『ムダ』に忙しいので。言いづらいですがやっぱ報告は結論から言ってもらえた方が楽ですよ。
理由とかは聞きたければこっちから聞きますので。
では本題です。日常業務を端的に報告するコツは何か?特に色々言いたいけどまとめて報告するにはどうするか?
社会人なりたての頃はとても悩みました。
「お前の話は長い」と、よく怒られました。
店長は以下のように考えます。くどい話しですが。
それは「如何に文章ではなく限りなく伝えたい要素を名詞でまとめ、最終的に1つの文章でまとめるか?」という事を意識する事です。
まず2つ言葉の説明をします。名詞と形容詞です。
名詞とは当たり前にモノの名前です。
テレビ、崎濱、醤油、優しさ、家族。
全部名詞(モノ)です。
もう一つは形容詞です。形容詞とは、モノの『形』、内『容』を表す詞(コトバ)です。
モノ=名詞です。
つまり、名詞の「形」、内「容」を表す詞
という事。
文章は、多くが名詞と形容詞の組み合わせで成り立ちます。(他にもありますが)
ここで、名詞と形容詞は文章としても使えますし、名詞のままでありうるということを覚えておきましょう。
例えば、
美しい=形容詞
花=名詞
「花は美しい」=これは文章。
「美しい花」=これは一括りで名詞の状態。文章ではありません。形容詞がくっついているだけ。二語だけでこの違いが出ます。
もう少し応用を加えます。
この「美しい花」をさらに形容(説明)したくて、「世界中の人々に愛される」をくっつけます。そうすると、
「世界中の人々に愛される花」
これでも文章ではありません。大きくは名詞のままです。これを文章にすると
「世界中の人々に愛される花はバラです」
となります。これは文章。
ここで、アポイントがない状況を考えます。
「アポ無いけどどうするの?」と店長から言われた場合、どう答えるか?
1.追客をやる。
2.徹底してやる。
1〜2を自分が言いたいくて、全部文章で伝えた場合、
「追客します。(文章)徹底してやります(文章)」
2つ文章が入ります。もう少し短くしたい場合どうするか?つまり端的に報告したい場合は?
「徹底した追客を行います。」
徹底した=形容詞
追客=名詞
これで一つの文書です。
何となく頭に入れてくれればいいぐらいの考えですので。参考として覚えておくと良いかも知れません。