「ブラック」は"世の中の"要素?
みんなに質問です。
1.チョコレート
2.スイカ
3.スピードワゴンのネタ
上記の3つに共通する要素はなんでしょうか?10秒考えてみてください。
答えは「甘い」です。
もう少しいうと、例えば1は、
カカオ➕黒い➕甘い=チョコレート
という感じでしょうか?それぞれに甘いという要素が入ってきます。
では、次
1.スラムダンク
2.チキンラーメン
3.ダイソーのハサミ
さて、上記の3つで共通する要素ってなんでしょう?
例は数えれば、キリがありませんが、沢山でてきます。
答えは「ブラック」。定義はここでは休みなく働いている(活動している)が妥当な感じでしょうか?
1は例えば有名な「2万本シュート」。
安西先生はその時休み返上で桜木につきっきり、桜木だって、今の世の中からすると「練習させすぎ」と訴えれば勝てるんでしょう。
お互いがブラックです。
2のチキンラーメンだって創作者である安藤百福さんだって朝から晩までチキンラーメンを作る事に没頭していたらしいです。
超「ブラック」じゃないですか?
3.は
あの安い100円のハサミはブラック工場の元で作られています。安い賃金で、あり得ないぐらい長時間働いている東南アジアの人の下で作られています。ホワイトで作ったら100円にはならんでしょ?
大事な事は今の世の中って「ブラック反対」
みたいな風潮ですが、それを日本から本当に全て撤廃しますか?って事ですよね?真に「ブラック」の要素がなくなる日本てどうなんでしょう?
1.は感動を、2.はより良い物を、3.は安く供給されることで安定した生活を送れる商品を。
これらには全て「ブラック」の要素があるはずです。
特に勤勉を美徳とする日本人はそのDNAにブラックって刻まれていると思うんですよね。
最後に、ホワイト=◯、ブラック=✖︎、あるいはホワイト=✖︎、ブラック=◯とは店長言っていません。
手放しに今の日本は上記の図式を当たり前のように肯定するけど、それをそのまま鵜呑みにする事はおかしいよねってことです。ブラックの要素ってこれまでに僕たちに色んな価値をもたらしてきました。
社会の価値観それ自体は全く否定しません。大事なのは自らの頭で考え、本質を見出す努力が必要だということです。