お客様への質問を的確に思いつくコツ
お疲れ様です。
店長が若かりし就職活動中の20代の頃、社会人になるべく、ある企業で第二新卒の為の就職活動研修を受けました。
一般的に、「面接をする際には面接官へ質問をしてアピールする事」が必要不可欠だと言われます。
ただ、その時の店長は何を質問していいか思いつきませんでした。
その時、研修をした教官はアドバイスとして、
「具体的にその仕事をした時のイメージを
頭の中で思い描くといいです」と言ってくれました。
10年以上前ですがまだ心の中に残っている印象的なアドバイスでした。
例えば、アパレルの仕事に就こうとした場合。
社会人経験がないと質問が難しいですが。
具体的に考えるだけで質問が生まれます。
・朝何時に出社して、まず何をして、昼食はいつとり、その後の仕事は何をするのか?店が閉店したら何をするのか?
・お客様から買いたいとなったら自分がそのままレジを打っていいのか?ダメなら自分はレジはいつから使えるのか?
これだけでも質問ができます。
これは私達の仕事に置き換えても同じです。
「今より駅近くに住みたいです」
という場合、理由が奥さん曰く旦那様がもっと、子供と接する時間を増やして欲しいからとのこと。
それを鵜呑みにして、ひたすら探しても駅近15分では予算内で探せない事は良くあります。
この場合駅をずらす、あるいはバス便でも探した方が子供と接する時間がトータルなど長くなる可能性があります。
上っ面の条件だけを聞いてては、こちらからの提案もできません。そのお客様の分身になったつもりでイメージをしましょう。
お申込みを頂く際も同様です。
「お客様はご来店されて、何をして、これからどういう動きをして頂く必要があるのか?それを基に自分はどう動くべきなのか?」
それをイメージするだけで、何を質問するべきかが見えてくるはずです。
そこから質問をする事で、お客様が分かり、お客様はどうしたらいいのかこちらからの提案が出来るのです。
是非明日からの営業活動に役立ててください
。